- 当施設では、パーキンソン病(症候群)で悩んでいる方に訪問リハビリ・マッサージを行い、症状を緩和しています。家族がリハビリなどを促すも拒否していた方が、訪問リハビリ・マッサージを受け入れて下さりました。訪問リハビリ・マッサージをご家族に勧めてみましょう。
パーキンソン病は、高齢者に発症しやすく、難病に指定されています。パーキンソン症候群とは、薬剤性もしくは、脳の疾患により発症します。
パーキンソン病(症候群)とは、脳内のドーパミンの不足することで起きます。次のような症状が出現しやすいです。
・不眠
・うつ症状
・動作の緩慢
・手足の震え
・筋肉が固くなる
・バランス能力の低下
症状は、運動症状と非運動症状に分かれ、ゆっくりと時間をかけて進行するのが特徴です。
リハビリなどの運動機能の維持や回復などの介入が必要となる場合もあります。
このようなことでお困りでしたら、ひとりで悩まずに当施設にご相談ください。
どうしてパーキンソン病(症候群)になるの?
パーキンソン病(症候群)が起こるのは、脳内のドーパミンが不足するためです。
なぜ、ドーパミンが減少するのかは、解明されていません。遺伝的な要素の可能性もありますが、明確には判定されていません。ドーパミンが減少すると、動作の緩慢や手足のふるえなどの運動症状が出現します。
ドーパミンは、加齢とともに減少します。しかし、パーキンソン病の患者様の場合は、他の方よりも速いスピードで減少する傾向があります。
パーキンソン病(症候群)が悪化するとどうなるの?
時間をかけてゆっくりと進行するので、発症から10年を過ぎると「寝たきり状態」になる患者様もいます。すると心配なのが「廃用症候群」です。
廃用症候群とは、治療やケガなどにより長期の臥床から、身体や精神症状が出現することを言います。一例を挙げると、筋力低下、関節の拘縮、心機能低下、誤嚥性肺炎、排尿障害などです。
廃用症候群は、日々の生活の中の工夫で、予防することも可能となります。
症状を緩和するためには?
パーキンソン病(症候群)は「症状の緩和」をすることが大切です。まずは、医師から処方された内服薬を確実に服用しましょう。
近年では、治療薬の開発により、症状の進行速度が緩くなってきています。以前は、発症から10年経過すると「寝たきり」になると言われていました。
病気と向き合うために、次のことに気をつけましょう。
- ・規則正しい生活を送る
・介護者の方のサポート体制を整える
・運動などは日課を決め、無理のない程度に行う
・転倒予防のために、家の中は歩行しやすい状態にする
・患者様の状態に応じて、入浴チェアや車椅子なども用意する
・可能な場合、デイケアや訪問入浴などの介護サービスも活用する
快適な生活を送るために
当施設では、パーキンソン病(症候群)で悩んでいる患者様の症状を緩和した実績があります。
筋肉が固くなるため対処法に困っていた方が、訪問マッサージで筋肉の動きが良くなりました。
介護者も洋服の着脱などに役立ち、喜ばれています。
パーキンソン病(症候群)でお悩みやお困りの時は、当施設へご相談ください。