- 当施設では、変形性膝関節症で悩んでいる方に訪問リハビリ・マッサージを行い、症状を緩和しています。寒い時期の膝の痛みの増強で困っていた方の症状が落ち着くようになっています。訪問リハビリ・マッサージをご家族に勧めてみましょう。
変形性膝関節症は、歩き始めると膝が痛む症状が出ます。徐々に進行し、膝の痛みから生活に影響が出やすいです。
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が少しずつすり減り炎症が起こることで、痛みや腫れ、水が溜るなどの症状が出現します。症状は少しずつ進行し、次のような症状が出ます。
初期:立ち上がりや歩きはじめに膝が痛みやすい
中期:正座や階段の昇降が困難、膝関節の可動域が狭くなる
末期:安静時の膝の痛み、膝がピンと伸びず歩行が困難、膝がO脚に変形することもある
膝の痛みがあると、歩行時に影響が出現し、生活全般にまで支障をきたす場合もあります。
このようなことでお困りでしたら、ひとりで悩まずに当施設にご相談ください。
どうして変形性膝関節症になるの?
病気やケガによるものと、原因が明確ではないものに分かれます。
病気やケガによって発症するのは、次のことが挙げられます。
・骨折
・靱帯損傷
・半月板損傷
・関節リウマチ
・化膿性関節炎
・大腿骨顆部壊死
原因として考えられることは、次のことが挙げられます。
- ・肥満
・女性
・重労働
・加齢現象
・筋力低下
・遺伝的因子
変形性膝関節症が悪化するとどうなるの?
心配されるのが、膝の痛みによる歩行困難です。自宅の中の移動は、這っている方もいます。
その他に出現しやすいのは「うつ病」と「廃用症候群」です。
変形性膝関節症が末期まで進行すると、膝の痛みも強くなります。痛みが長期化すること気分がふさぎ込み、うつ病になることもあります。
膝の痛みにより歩行困難から体動も少なくなり、寝たきりになることがあります。寝たきりの状態で不安なのが、廃用症候群です。廃用症候群とは、病気などで長期の安静状態が続くことで起きる二次障害です。筋力低下や関節の拘縮、うつ症状、心機能低下、尿路感染など様々な症状が起きやすくなります。
症状を緩和するためには?
膝の痛みの状況に合わせた治療を行います。治療は「保存療法」と「手術療法」に分かれます。
保存療法
薬物療法:鎮痛薬の内服、外用薬
関節内注射:炎症を抑えるステロイド注射
装具療法:サポーター、膝の装具、杖
運動療法:膝関節の負担を軽減するための筋力トレーニング
手術
手術の方法は3種類あり「関節鏡手術(関節鏡視下郭清術)」「高位脛骨骨切り術」「人工膝関節置換術」です。保存療法で効果がみられない場合に行うことが多いです。
膝の痛みを予防するために、日頃から次のことに気をつけましょう。
・膝を冷やさないようにする
・体重の増加に気をつけ、食事の管理をする
・椅子や様式トイレ、ベッドなど膝に負担をかけない生活様式にする
快適な生活を送るために
当施設では、変形性膝関節症で悩んでいる患者様の症状を緩和した実績があります。
膝の痛みがあるも手術を希望しない高齢の患者様の、症状が和らいでいます。
痛みが和らぎ、生活にも支障なく過ごせるので、喜ばれています。
変形性膝関節症でお悩みやお困りの時は、当施設へご相談ください。